この本で解決するかもよ?

人間関係、ビジネス、発達、教育etc,,,【本の解説ブログ】人と本をつなぐマッチングコンテンツ。

【人間関係】1秒で「気がきく人」がうまくいく

少しずつ、やさしい人になるために意識すること

 

こんな人にオススメ

  • 優しくなりたい人
  • 周りから認められたい人

 

目次

 

 

 

どんな本?

気遣いの大事なポイントを教えてくれる本です。

1秒で「気がきく人」がうまくいく

 

著者の松澤萬紀さんは、ANAのCAとして12年間勤務された経歴を持ちます。

気遣いにおいて、相手が喜ぶためのプロです。

女性らしい繊細でわかりやすい文章で書かれているため、読書が苦手な方でもオススメです。

 

 

 

自分が受けた思いやりを第三者に返す

優しくされたら、その相手とは別の人に返してみましょう。

リレーのように、どんどん思いやりが広がっていきます。

そうすれば、与えた優しさがより多くの人から返ってきます。

 

声をかける習慣を持つ

「おはよう」「お疲れ様」「今日は暑いね」って一言声をかけてみる。

基本的なことでも、相手は話しやすくなります。

 

家族や友達から挨拶されると、改めて信頼を実感しますよね。

 

相手に興味を持つことを意識する

「今どんなことを思っているだろう」と考えてみましょう~。

初めは、「あの人のことに興味を持っても別に」と思うかもしれません。

しかし、とりあえず相手を見ようとしてみましょう。

 

「へぇ、あの人休みの日にDIYするんだ。」

これは、相手に興味を持ってみて実際に感じた思いでした。

興味を持ったからといっても、初めは小さい「へぇ」レベルです。

でも、意外とそこから興味が相手に向き始めたんですよ。

 

DIYって疲れてまでやるもんかな。インテリアは好きやけど。。 聞いてみよ。」

最初の興味のきっかけさえ作ってしまえば、気になってくるものです。

 

こうして、人との繋がりが広がっていきますよ。

 

苦手な人がいたら、実はコミュニケーション不足によるものかもしれない

自分から積極的に話しかけてコミュニケーションを増やしていきましょう。

そうすれば、気持ちのすれ違いが減ってくるかもしれません。

 

「もっと片付けしてくれたらいいのに..」と相手への思いを胸にしまったままではモヤモヤが残り続けます。

距離を離すのではなく、まず自分から話しかけてみる。

そうすると相手からも意外な気持ちが聞けたりしますよ。

「実は片付けない理由があってさ...聞いてくれる?...」

 

小さな約束を守ると大きな信頼につながる

小さいことをコツコツと守ることが大切です。

「こんなこと覚えてくれたんだ。」と思いすごく絆が深まりますよ。

 

約束だけではなく、相手の言ったことも覚えてあげるといいです。

「この前、膝が痛いって言ってたでしょ? だから心配してたんだ。」

 自分を気にしてくれる人がいるのは嬉しいものですよね。

 

相手が本当に嬉しいのは、過程に感謝してくれること

やってもらったことだけに感謝するだけでは少し足りません。

そこにいきつく過程に「ありがとう」を伝えましょう。

 

「初めての料理で、色々悩んだろう。失敗もしたり、焦ったりもしでしょ。 それでもご飯を作ってくれてありがとう。」

これまでの過程に感じてきた気持ちに寄り添うことは大切です。 

 

他人の行動は変えられない、変えられるのは自分の行動だけ

 「なんであの人は変わらないんだ。」と思いがちですよね。

 相手が変わればすぐ解決しそうにも感じるかもしれません。

でも、人を変えるってすごく痛みが伴うものなんです。

変えようとする側も、変えられる側も、心が辛く痛みが走ります。

それとは反対に、まずは自分から変えていくと楽になります。

「私の言い方をこう変えれば、相手も気持ちよくなるかもしれない。」

そうすれば相手が変わってくれるかもしれません。

それでも変わらないこともあります。でも自分が変われば、自分は苦しく無くなります。

 

相手に向きすぎた気持ちを自分に向けてみましょう。

今のチクチク痛い気持ちも、徐々になくなっていきます。