【教育】子育てお父さんの声かけ5つ
そのとき、お父さんの方をみて、たくさん聞きにきます。「どうすればいいん?」と
こんな人にオススメ
- 子どもの声かけに悩むお父さん
- お父さんと二人で子育てしたいと悩むお母さん
今回はこの本から一部ご紹介します。
目次
- 「〇〇ちゃん、どんな気持ちだったんだろうな?」
- 「おまえがいいと思った方でやってみたらいいよ」
- 「せっかく頑張ったのに、どんなところがまずかったんだろう?」
- 「こんなふうにやってごらん」
- 「ここにいるから、わからないことがあればいってくれ」
今回は、お父さんだからいえる、子どもを導く言葉を5つ紹介します。
子育ての視点種類は父母で違います。子育てにおいて二人の力で支え合うことができれば大きな力にもなります。
お母さんは子供の足元を見つめる「懐中電灯」、お父さんは先々の人生を見据える「レーダー」です。
レーダーによって子どもの歩く道を照らしてあげましょう。
道のさきの光を見てほおが緩み、しっかりと地面を踏んで歩いていけるでしょう。
「〇〇ちゃん、どんな気持ちだったんだろうな?」
子どもが友だちに言いすぎてしまったとき。
最初は意地がでて、自分は悪くないと思うもの。
良い悪いはおいといて、まず一緒に友だちの気持ちを想像するよう声をかけてあげる。
気持ちの種類や表現をきいていくと、子どもが言葉にだしやすくなります。
「このときの友だちの気持ちはざわざわ?それとも、ムカムカ?」
充分に気持ちのイメージができたら、起きたことをふりかえっていくとスムーズです。
「おまえがいいと思った方でやってみたらいいよ」
失敗してもお父さんのすがたを見て、感情をコントロールしてあげます。
失敗より改善策に目を向けさせさる言葉。
子どもなりに考えていることを、全面的に信頼していると伝えます。
なによりもお父さんの信頼を伝えます。
「せっかく頑張ったのに、どんなところがまずかったんだろう?」
子ども自身に修正させることが大切。
できなかった結果ではなく、失敗した原因に目を向けさせましょう。
失敗したときにどう考えればいいかを学んでいきます。
今までの努力を見てもらえたことに子どもはまず安堵します。
肩の緊張がほどけ、ボーとして「ふぅー」と少し長めの息を吐くかもしれません。
その時、お父さんから一緒に失敗した原因を探ろうと手を取ってくれる。
そのプロセスから、またやり直せば大丈夫と学んでいきます。
「こんなふうにやってごらん」
高学年になると頭だけで勉強するのが難しくなってくる。
10歳の壁といって、小学4年生を境に学習で躓くことが多くなって行きます。
そのころになると、抽象概念を取り扱っていくことが増えていくから。
「速さ」「割合」「時間」、国語では「草」や「木」といった漢字から「賞」「費」などに変化していきます。
手を動かすのがめんどくさくなって、勉強と向き合えなくなってしまう。
宿題中に隣に座ってみる。
わからない問題に直面したとき、投げだしてしまうことや適当に書いてしまうことが見えてくるかもしれません。
そんな時に「こんなふうにやってごらん」と見本を見せてあげる。
隣で一緒に書いてあげる。
手を動かして考える大切さをお父さんの姿から教えていく。
「ここにいるから、わからないことがあればいってくれ」
手助けしすぎも突き放しすぎるのもいけない。
子どもとの距離感は、目の届くところにいるが手はかけないくらいがちょうどいいです。
同じ部屋にいるだけでんも、子どもは充分意識してくれています。
いつでも聞けるから失敗できると、勇気がもてます。
わからない問題に直面した時、集中が途切れ顔を上げると、後ろから新聞をめくる音が聞こえます。
落ち着いた呼吸で見守ってくれている。
それを子どもが感じた瞬間、ドリルの解答プリントとは比べ物にならないほど大きな安心感に包まれています。
まとめ
子どもの行くさきを照らすお父さん語は他にもたくさんあります。
お父さんの言葉によって、強く先に進んでいけます。