ケンカで冷静になるのに試したこと〜メタ認知を実践してみた〜
友達とケンカしちゃった。
そんなとき、「1歩ひいて見つめて、考えろ!」とか言われませんか?
ケンカの怒りをしずめる方法を知りたくて、本を読んでました。
すると、どれも同じようなことが書かれてたんです。
「第三者視点で振り返れ」と。
「当たり前だろ!」って頭ではわかってるけど、体がついていかない。
イライラしてるときに、冷静に自分なんて見れない。
つまり、本はゴールしか書いてなかったんです。
ゴールに向かうために、自分で考えて色々試してみました。
今回は、わたしが自分で試した過程をご紹介します。
嫌なことがあっても、余裕をもって考えれるようになるはず。
はじめはイライラに沈んでた
ケンカしたときは、相手にイライラばっかりでした。
とりあえずムカつく。
自分は悪くないもん。
という風に。
そんなときに、本を読んでみたけど、まず頭に入ってきません。
「そんなんわかってるわ!」
と、本にむかって怒りをぶつけていました。
シャワーにあたると落ち着く
ムカムカして顔は真っ赤。
そんな私が向かったのはシャワーでした。
なんの理由もなく入ったけれど、みるみるうちに落ち着いていく。
顔の緊張がゆるみ、肩の力が抜けていき、手はぶらんとしている。
「あぁ、疲れたぁ」とつぶやくくらい脱力してました。
「怒ってるときに、冷静にふり返るなんて無理だよね」
まず、最初にそう思いました。
その時はまだ、落ち着くだけで、それ以上振り返りはしなかったです。
時が、ふり返るのを助けてくれる
ケンカがあってから、半月ほどたったある日。
私はさんぽに出かけていました。
ひとりで、あてもなくブラブラするのが好きで、たまにこうして歩いてたんです。
「今日は空が綺麗だなぁ。雲がほとんどないからかな。」
そう思いながら、ただまっすぐ歩く。
たまに、気になる小道に寄り道したり。
ふと、ケンカのことを思い出しました。
「そういえば、なんで怒ってたっけ。」
理由もなく、急に思いだしたんです。
「あいつ、ああいう性格だからいつも悩まされるんだよなぁ。」
落ち着いて相手のことを思い出す私。
「でも、あの時の私はプライドを守りたかったのかなぁ。」
「弱くみられたくなかったのかも。」
わたしが1番、わたしの弱さを知ってる。
時間が、イライラを小さくしてくれた。
そんな気がします。
そのおかげで、相手のことも、自分の弱さも受け入れやすくしてくれた。
そのあとに、こう思いました。
「今度ケンカしそうになったら、自分の弱さも意識してみよう。」
その日から、自分を見つめ直すようになりました。
自分のプライドを意識する
私は、弱くみられたくないプライドがある。
だから、日ごろ覚えてるときに意識してみよう。
そう思うようになりました。
強がりなわたしをイメージしてみる。
そうすると、イラつくことが起きても、余裕が少しできる。
「わたし、こういうときに、ツンケンしやすいんだ。」
って一瞬立ち止まれるようになりました。
止まれなくて、怒りでいっぱいになる時もあるけれど、
イメージを繰り返していくと、イラつく頻度は減っていきました。
自分の大切なことを、たまに考える
暇なとき、自分が生きる上で幸せなことを考えていました。
はじめは、なかなか答えが出なくて難しかったです。
「愛されること? みんなと仲良くなること? お金持ちになること?」
1つにしぼれなかったし、大切な度合いもバラバラでした。
でも暇つぶしがてらに、たまに考えてみる。
すると、自分が1番求めていることがわかっていきました。
「あぁ、わたしは人に頼られたい。人に手助けしたいんだ。。」
わたしの中で、今のところしっくりくるものが、こうして見つかったんです。
それがわかってから、人とぶつかることがあっても大丈夫でした。
「わたしは、この人とケンカしたいんじゃない。」
「本当は、いろいろ支えたいし、仲良くしたい!」
って今では思えています。
まとめ
イライラしているときに、冷静に見つめなおすのは難しい。
本の通りには、すぐに実行はできないかもしれない。
でも、イライラから、離れてみる。
時間とともに待って、肩の力を抜いてみよう。
自分のことも、余裕があるときに考えてみるといい。
あなたは、急ぐことはないから。
もっとゆっくりで大丈夫。
たまに休んで、またふみだせれば、あなたは強くなれるから。
力がたまったら、これを読んでみては?
さらに、ふり返りやすくなるかもよ。