この本で解決するかもよ?

人間関係、ビジネス、発達、教育etc,,,【本の解説ブログ】人と本をつなぐマッチングコンテンツ。

ケンカで冷静になるのに試したこと〜メタ認知を実践してみた〜

f:id:kono_hon:20200104173236j:plain

 

友達とケンカしちゃった。

そんなとき、「1歩ひいて見つめて、考えろ!」とか言われませんか? 

 

ケンカの怒りをしずめる方法を知りたくて、本を読んでました。

すると、どれも同じようなことが書かれてたんです。

「第三者視点で振り返れ」と。

 

「当たり前だろ!」って頭ではわかってるけど、体がついていかない。

イライラしてるときに、冷静に自分なんて見れない。

つまり、本はゴールしか書いてなかったんです。

 

ゴールに向かうために、自分で考えて色々試してみました。

 

今回は、わたしが自分で試した過程をご紹介します。

嫌なことがあっても、余裕をもって考えれるようになるはず。

はじめはイライラに沈んでた

f:id:kono_hon:20200104163640j:plain

ケンカしたときは、相手にイライラばっかりでした。

とりあえずムカつく。

自分は悪くないもん。

という風に。

 

そんなときに、本を読んでみたけど、まず頭に入ってきません。

「そんなんわかってるわ!」

と、本にむかって怒りをぶつけていました。

 

シャワーにあたると落ち着く

f:id:kono_hon:20200104163922j:plain

ムカムカして顔は真っ赤。

そんな私が向かったのはシャワーでした。

なんの理由もなく入ったけれど、みるみるうちに落ち着いていく。

顔の緊張がゆるみ、肩の力が抜けていき、手はぶらんとしている。

「あぁ、疲れたぁ」とつぶやくくらい脱力してました。

 

「怒ってるときに、冷静にふり返るなんて無理だよね」

まず、最初にそう思いました。

 

その時はまだ、落ち着くだけで、それ以上振り返りはしなかったです。

 

時が、ふり返るのを助けてくれる 

f:id:kono_hon:20200104173349j:plain

ケンカがあってから、半月ほどたったある日。

私はさんぽに出かけていました。

 

ひとりで、あてもなくブラブラするのが好きで、たまにこうして歩いてたんです。

 

「今日は空が綺麗だなぁ。雲がほとんどないからかな。」

そう思いながら、ただまっすぐ歩く。

たまに、気になる小道に寄り道したり。

 

ふと、ケンカのことを思い出しました。

「そういえば、なんで怒ってたっけ。」

理由もなく、急に思いだしたんです。

 

「あいつ、ああいう性格だからいつも悩まされるんだよなぁ。」

落ち着いて相手のことを思い出す私。

 

「でも、あの時の私はプライドを守りたかったのかなぁ。」

「弱くみられたくなかったのかも。」

わたしが1番、わたしの弱さを知ってる。

 

時間が、イライラを小さくしてくれた。

そんな気がします。

そのおかげで、相手のことも、自分の弱さも受け入れやすくしてくれた。

 

そのあとに、こう思いました。

「今度ケンカしそうになったら、自分の弱さも意識してみよう。」

 

その日から、自分を見つめ直すようになりました。

 

自分のプライドを意識する

f:id:kono_hon:20200104173147j:plain

私は、弱くみられたくないプライドがある。

だから、日ごろ覚えてるときに意識してみよう。

 

そう思うようになりました。

 

強がりなわたしをイメージしてみる。

そうすると、イラつくことが起きても、余裕が少しできる。

「わたし、こういうときに、ツンケンしやすいんだ。」

って一瞬立ち止まれるようになりました。

 

止まれなくて、怒りでいっぱいになる時もあるけれど、

イメージを繰り返していくと、イラつく頻度は減っていきました。

 

自分の大切なことを、たまに考える

f:id:kono_hon:20200104173626j:plain

暇なとき、自分が生きる上で幸せなことを考えていました。

 

はじめは、なかなか答えが出なくて難しかったです。

「愛されること? みんなと仲良くなること? お金持ちになること?」

1つにしぼれなかったし、大切な度合いもバラバラでした。

 

でも暇つぶしがてらに、たまに考えてみる。

すると、自分が1番求めていることがわかっていきました。

「あぁ、わたしは人に頼られたい。人に手助けしたいんだ。。」

わたしの中で、今のところしっくりくるものが、こうして見つかったんです。

 

それがわかってから、人とぶつかることがあっても大丈夫でした。

「わたしは、この人とケンカしたいんじゃない。」

「本当は、いろいろ支えたいし、仲良くしたい!」

って今では思えています。

 

まとめ

イライラしているときに、冷静に見つめなおすのは難しい。

本の通りには、すぐに実行はできないかもしれない。

 

でも、イライラから、離れてみる。

時間とともに待って、肩の力を抜いてみよう。

自分のことも、余裕があるときに考えてみるといい。

 

あなたは、急ぐことはないから。

もっとゆっくりで大丈夫。

たまに休んで、またふみだせれば、あなたは強くなれるから。

 

 

 

力がたまったら、これを読んでみては?

さらに、ふり返りやすくなるかもよ。

 

メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問 (PHPビジネス新書)
 

 

 

メタ認知で〈学ぶ力〉を高める: 認知心理学が解き明かす効果的学習法

メタ認知で〈学ぶ力〉を高める: 認知心理学が解き明かす効果的学習法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

傷害事件にあってしんどかったこと 【さっくりわかる】

どんなことがあったの?

(5歳のとき)傷害事件の被害にあう

(小学時代)精神科に8回も入院

(小学時代)不登校になる

 

私は傷害事件の被害にあいました。

事件から辛かったことを、かんたんにご紹介しますね。

 

事件のこと

 

f:id:kono_hon:20191230144310j:plain

 5歳の頃、近所の友だちと遊んでいたら、学生服の知らない人に呼び出された。

マンションの一角に連れられて、暴行を受けました。

殴られたり、蹴られたりされたらしいです。

その時の衝撃が強すぎて、記憶がうる覚えになってます。

 

目が覚めたのは家の中。

気を失って親と警察に運ばれたそうです。

 

事件を境に、人に対してこわくなりました。

医師からは複雑型不安障害と診断。(PTSDと中身は同じ)

 

 対人恐怖から、他傷行為が増えていきました。

祖母の目にシャーペンを刺そうとしたり、平手うちをしたり。

自分を守るのでいっぱいで、いろんな人を傷つけていったんです。

そして、心を落ち着けるため入院することに。

 

 

事件直後、恐怖心がいっぱいに 

 

f:id:kono_hon:20191230145205j:plain

当時の私は、とても心が繊細でした。

 

怖くて怖くて、つねに恐怖心を抱えて苦しかったんです。

心の脆さのせいで、色んなものが実際より怖く見えてました。

 

外に出ると、誰もが悪い人に見えました。

街を歩く人が急に襲ってくるかもしれない。

急にポケットからナイフをだして向かってくるんじゃないか。

首を絞められるんじゃないか。

そんなふうに、恐怖でつぶれそうでした。

 

不安が空回りしていたこともあった。

電車に乗ってる人がみんな怖く見えてしまう。

大パニックになって、叫んだり、乗客の足を踏みまくったり。

今は当時の乗客のみなさんに謝りたい気持ちでいっぱいです。

 

こんなふうに、事件の後はすべての人が恐怖の対象でしかなかったんです。

 

言葉にすごく敏感 

f:id:kono_hon:20191203094648j:plain
会話の中にも常に恐怖心があった。

 

友達の冗談が、いつも暴言のように聞こえてました。

みんな普通に話してくれてるんですけどね。

でも、みんなの言葉がぜんぶトゲがあるように感じたんです。

常に、言葉で傷つくことに敏感でした。  

 

「なんでやねん笑」っていわれただけでも

「なんで、お前そんなこと言うねん!だまれや!」

に聞こえてしまっていました。 

 

みんなと楽しくおしゃべりがしたかったなぁ。

もっと私に勇気があれば、会話を楽しめたかもしれませんね。

 

幻覚と幻聴

f:id:kono_hon:20191230145244j:plain

見え方も、他の人とは根本的に違っていました。

 

当時はよく幻覚や幻聴がでてたんです。

夜寝てる時に、天井から無数の手が伸びてくる。

教室で40代くらいのおばさんが出現して、「お前は死ね」と言ってくる。

 

オバケのいる世界に迷いこんだみたいでした。

ただでさえ人が怖いのに、化物までみえたら安心できませんよね笑

 

絵を描くと、見え方の違いがよく表れます。

赤と青と緑、黄、紫、のハチの絵を描いたり。

実物と形が違ったり。

 

しんどいときって、本当に世界が違って見えるんです。

幻覚じゃなくても、そうゆうことみんなもありませんか?

 

入院中、苦しかったこと

f:id:kono_hon:20191230151644j:plain

しんどさがピークになって、精神科に入院しました。

心を落ち着かせるための荒療治です。

毎年、夏と冬にだいたい入院していたので、小学校時代の半分は病院で過ごしてました。

 

低学年の時は、よく夜に泣きました。

家族に会いたくて。 

急に夜が寂しくなっていた。

 

「普通になりたいなあ」

「恐怖心がなくなってほしい。家族と普通に暮らしたい。」

夜、病棟の窓越しに街を眺めて泣いてました。

 

みんな!夜の病院は寂しいよ~

 

 

でも、辛いだけじゃなかったんです。

病棟の友達のおかげで、少し気分は楽になりました。

f:id:kono_hon:20191230152543j:plain

 

精神科病棟のほとんどの子は、リストカットしていました。

傷跡が1cmくらいミミズ腫れになってたり。

死のうとするほど、辛かったのが傷の大きさから伝わります。

 

他にも、寄生虫マニアの親友ができたり。

多重人格の兄弟と楽しく遊んだり。

クセの強さは今まで苦しんできた証かもしれないですね。

 

夜になると、奇声がどこからともなく聞こえる。 

奇妙な世界だけど、私たちにとっては普通の世界、それが精神科病棟です。 

 

不登校時代

 

f:id:kono_hon:20191230174138j:plain

精神科から退院した後も、学校になかなか行けませんでした。 

 

学校の建物自体が監獄みたいに見えてました。

黒ずんだグレーの壁、ひんやり冷たい床、先生の怒鳴り声。

病棟生活だった私には刺激が強かったんです。

白が基調だった病院から真っ黒の学校へのギャップにびっくりしましたから。

 

学校より、もっと安心できる居場所としてフリースクールに通いました。

入退院を繰り返しながらの通学でしたけどね。

小学校時代の半分は病棟生活で、残り半分が主にフリースクールです。

そういう意味でも、人間関係は普通とは違っていたのかもしれませんね。

 

安心できる場所で、人と触れ合うにつれて、徐々に学校に行きたくなりました。

初めは、1日だけ。

教室には行かずに、カウンセラーさんと一緒に校門をくぐってみたり。

すっごくドキドキしたけど、達成感が胸いっぱいになって涙がでました。

「私、今日学校の中に入れたんだ!」

 

校長室や、カウンセラールーム、保健室などいろいろ試してみました。

最終的に、さいごまで授業を教室で受けれるようになったんです。

ゆっくり自分のペースを守ったから、一歩ずつ踏みだせたんだと思っています。

 

 

学校に行き始めたときは、知らないことが多くてびっくりの連続でした。

f:id:kono_hon:20191230174905j:plain

黒板消しクリーナーを生まれて初めて見て、使い方がわからなくて困ったり。

雑巾の洗い方や、休み時間のすごし方がわからなかったり。

 

学校内のコミュニケーションも大変でした。

私は冗談を受け止められなかった。

恐怖心もいっぱい抱えていました。

授業中、怖くなって教室を急に飛び出して、校庭の壁に頭を打ち続けたり。

 ふざけあいに慣れるのに、何年もかかったんです。

 

中学を卒業してから、徐々に不安がおさまってきた。

苦戦しながらも、支えてくれる友だち、先生の理解もあって、少しずつ歩みだせました。 

 

 まとめ

 

当時は、人が怖かったし、普通にコミュニケーションもとれなかった。

今では、子どもたちを支える仕事をしてるし、恐怖心もほとんどないです。

いまだにコミュニケーションのズレは少しあるけど、かなり改善できてきました。

 

f:id:kono_hon:20191230175400j:plain

今の私になれたのは、自分のペースで1歩ずつすすめれたおかげ。

後ろに下がったり、前にすすんだり、をくりかえしていいんです。

 

私の書くこのブログで、みんなの1歩を支えたい。

勇気がでたり、安心したり、やってみたいと思えるように、私はいつも願っています。

 

 

 

 

 

モヤモヤをひも解く方法

 

 「お腹の中の石。ユニクロの袋に入れておこう。」

 

石って表現は、違うかもしれない。

お腹をさすりながら、意識をむけてみます。

 

「もっと、小さいトゲがある気がするなあ。」

 

そのトゲのあるものを、お腹から取りだす。

ユニクロの袋のそこにいれる。

ぎゅっと、押しこみ、袋ごとまるめました。

 

少し楽になった気がした。

 

フォーカシングって

いま、からだを感じてみる。

どんな、感覚かを頭から足の先まで。

 

感覚を言葉にして、いいあらわす。

これは、どの言葉が合うかいろいろ試していく。

 

 

ゆっくり息を吸って。

小さいトゲをとった後。

もう一度、からだに注目してみる。

 

「今度は、足の裏がソワソワする。」

あせっている?いや違うな。

もう少し、からだに注目してみよう。

 

「ソワソワじゃない。モゾモゾがいい。」

動きたい足と、止まりたい足。

そんな感覚がしている。

 

やりたいことがある。でも休みたい気持ち。

その2つが足の裏でぶつかり合う感覚。

「そうか。自分は葛藤してるんだ。」

 

その時初めて、自分の気持ちに気づきました。

 

からだを感じ、言葉にすること。

これをフォーカシングという。

自分でもできる心理療法のひとつです。

 

なにかスッキリしないとき、学校や仕事の帰りなど。

いろんな場面で気軽に使えます。

 

やってみるとホッとする

「足裏のモゾモゾ。もう少しひきだそう。」

A4の紙に鉛筆で、公園を描きはじめた。

 

f:id:kono_hon:20191215090525j:plain

 

この公園のベンチに私は座っている。

「いま、リラックスをじゃまするものは何だろう。」

自分に問いかけた。

 

浮かんだのものは、とらわれず、あるがまま認めよう。

「あぁ、時間を気にしてたのか。 仕事のことも気がかりだったなぁ。」

 

ひとつづつ、思い浮かんだら、フィットするとこに置いていく。

「時間は真ん中のベンチに、寝そべってほしいな。」

仕事の気がかりは茂みの中にさした。半分見えないように。

 

書くものは、自分でわかればなんでもいい。

絵でも、図形でも、記号でも。名前やラベルをふっても大丈夫。

 

置く場所も、もっと近くでも、遠くの山のほうでも。

自分がしっくりくるところなら、どこでも。

 

書くものがもう出なくなった。

内側からすべて吐き出した感じ。

空っぽになって、きれいな空気が入る。そんな感覚。

 

f:id:kono_hon:20191215093500j:plain

全体を見返してみる。

「意外と気がかりなものって、少なかったなぁ。」

思っていたより少なくておどろいた。

 

この絵の中に、気がかりを、いい距離感でおけた。

「うん。大満足。」

 

もう足の裏のモゾモゾも、お腹のトゲトゲもなくなっていた。

 

まとめ

毎日を生きていて、ホッとできないとき。

からだは私たちにSOSを訴えています。

 

からだの感覚に注目し、言葉にする。

そうして、知らなかった自分に気づいていく。

心理学ではこれを、フォーカシングといいます。 

 

フォーカシング自体は、どこでもできます。

電車の中でも、家でも、外でも。

 

後半の公園の絵を描いたもの。

より吐き出したいものがあったり、整理したいときにピッタリです。

今回のワークシートは、この本に入ってます。

 

フォーカシングはみんなのもの:コミュニティが元気になる31の方法

フォーカシングはみんなのもの:コミュニティが元気になる31の方法

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2013/08/28
  • メディア: 単行本
 

 

他にも31種類のワークがあるので、場面ごとに試してみてはどうでしょう。

 

 

「フォーカシングをやってる人をみたい。」

「どういう風にやるかわかりやすいものがいい。」

そんな方には、こんな本がおすすめです。

 

僕のフォーカシング=カウンセリング:ひとときの生を言い表す

僕のフォーカシング=カウンセリング:ひとときの生を言い表す

  • 作者:池見 陽
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2010/02/08
  • メディア: 単行本
 

 

半分、小説っぽいので、すっごく読みやすいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

【生活】2つのことで、部屋が片づく

 

「おもちゃ箱の中から、白ご飯でてきたんやけど!?」

 

これは私が小さい頃、母に言われたセリフです。

おもちゃ箱の底で、おちゃわんと一緒に埋もれてました。

出てきたのは、化石みたいなカピカピご飯w

 

後で食べるつもりだったんですよ。

でもなんで、そんなところに入れたか思い出せないんですよね。

 

こんな感じで、片付けがとにかく苦手でした。

今は、元気な時はだいたいキレイマンになってます。

 

この本を使いながら、奮闘してる様をご紹介します。

「一生、散らからない部屋」の法則: 「苦労知らずで、きれい」という革命的な片づけ方!

 

目次 

 

 

ものを減らす

私の自室はいつも、スラム街でした。

 

足の踏み場もなく、ものが散らばっていました。

出しっぱなしの漫画たち。

噴水のように、箱からあふれるおもちゃ。

 

いかん。これでは人間じゃなくなる。

なにより、家に友達をよびたい。

とうとう焦ったので

「キレイ好きに、俺はなる!」とワンピースさながらに決意。

 

片づけ本を読みながら、まずわかったことが1つ。

毎日たまっていくものを、見直す

読んだ新聞や、雑誌とか捨てはじめました。

 

「これ、いつか使うかもしれんけど。」

その思いをものと一緒に、ゴミ袋へねじ込む。

悪魔が「これ、捨てちまうのかよ」とささやくのが苦しかったです。

 

でも、ゴミを捨てて部屋がすっごい広くなりました。

必要と思ってた75%くらいが、なくても困らないものだったのがびっくり。

しかもそのほとんどが、チラシとか日々もらうものばかりでした。

 

「いらないものだけ、勝手に消えてくれたらいいのに」

そこで、ひらめきました。

「捨てるものだけ出して、ゴミ袋に入れると時短になるじゃん」

 

引き出しとか棚から、「いらない」と判断したものだけ出して捨てる

そうすると、悩む回数も減るし、場所もとらずにすみます。

 

ものをおく場所を固定する

ある程度ものが減っても油断するなかれ。

 

もうゴミ山はつくらない宣言をしたのです。

「ハヤク...ニンゲンニ...ナリタイ...」

ゴミの化身から、人間に戻らねば。

そして、それを維持しなければならいのです。

 

いつもキレイに保つ方法を求め、また本を読み返します。

使えそうなポイントは2つ見つけました。

  • 住所(置く場所)→入れ物→入れかた、の順番で決める
  • 少ない時間と労力で出し入れする意識

 

住所→入れ物→入れかたの順で決める

まずは1つ目、ものの住所からです。

 

「ものの住む場所って、トイストーリーかよ!」

とツッコミを入れつつも、1つずつ住所を考えていきました。

 

漫画は右上の棚。

ペンはこの瓶だけに入れよう。

腕時計は、このトレーの置くようにしよう。

という風に。

 

そして、入れ物にもこだわりましたよ。

「このケースは台形だから、ペットボトルを入れたら傾くわ~」

「ちゃんとした四角いものを使おう。」

 

実はこの考えが、そのまま本に載っててびっくり。

f:id:kono_hon:20191207220025j:plain



収納の知識がたくさん載っていて、どれも役立ちました。

例えば、

安物パイプだと、服をかけたら、たわむから気をつけよう

結局取り出しが面倒になるから、棚は奥まで使わない

たたむのに比べて、ハンガーは10倍スペースとる

 

このように収納の仕方や入れ物をよく考える。

そうすると、出し入れの手間がグッとなくなります。

細かいけど、日頃の小さなイライラを考えたら大事ですね。

 

ちなみに、マジで台形のケースは使いずらかったです。

 

 

少ない時間と労力で出し入れする意識

部屋が散らかる理由は、なんだかわかりますか?

めんどくさいからですよ!

 

片づけるくらいなら、ダラダラしたい。

お菓子食べたいし、もはや動きたくないですから。

 

だからこそ、ものの出し入れに手間がからないように工夫します。

 

そこで、使えた方法としては手間の数値化でした。

感覚的にやると、またゴミの主になりますからね。

 

収納指数=歩数+アクション数

 

歩数は、使いたいものまでの歩数。

アクション数は、扉を開けたり、引き出しを引いたりなどの手間の数です。

この両方を足したものが収納指数になります。

この数が低いほど手間がかからない。

 

鍵はよくなくすから、見えるところがいいな。机の上のトレーならどうかな。

歩数は4歩、アクション数は取るだけなので0。

よって収納指数は4でめっちゃいいかも。

 

という具合に工夫しだしました。

(ひとり言を言いながら、歩数を数える様は異様でしたがw)

 

ものがすぐ取れて、片づけもしやすい部屋にかなり変わってきました。

「やっぱりすぐ手に取れるのは、楽でいいわ~」

と日々感じております。

 

そのため、今も部屋はキレイな状態で継続中です。

 

 

まとめ

まず、ものは減らす

いらないものは意外と多いので見切りをつけましょう。 

 

ものをおく場所を固定する

使ったら戻るように工夫すれば、もうゴミの主には戻りませんよ。

 

スラム街だった私の部屋。

今は、心が休まるキレイな部屋になりました。

 

もっと色んな収納アイデアとか気になったら、読んでみては。

 

 

【人間関係】本当の友達のつくりかた 

「みんな仲良く」という重圧に苦しんでる人へ。

 

友達を作る上での大事なこと知りたくないですか?

今日はこの本から、数あるポイントのうち2つをご紹介します。

 

友だち幻想 (ちくまプリマー新書)

友だち幻想 (ちくまプリマー新書)

 

 

 

こんな人にオススメ

  • 親友をつくりたい人
  • 強くなりたい人

 

 

 

「信頼できる他者」を見つける

f:id:kono_hon:20191203094648j:plain

仲良くなりたい。けど、傷つきたくないと思いませんか。

そんな矛盾した気持ちをどうするか。

答えは1つ。

「信頼できる他者」を見つけてください

信頼できる「私と同じ人」ではいけない。

信頼できるけど、他者だからすべて理解して受けとめてくれるわけではない。

自分と同じ人として見なくなると、傷つかなくなりますよ。

信頼もしているから、つながれます。

 

ではなぜ、自分と同じ人として見てしまうのでしょう。

それは、全部わかってほしいと思ってしまうから。

自分を一番知っているのは自分。

それと同じくらいに理解してほしいと感じているのです。

 

それだけ求める理由は、まだ自分で自分を守る勇気が、ほんのちょっぴりないだけ。

自分を理解して守ってやれるのも自分だけなのです。

今までやったことないから、自分を助けるのにまだ慣れてない。

 

"自分を守る"とは、不安になった時に「大丈夫」って自分にいえること。

「しんどいな、どうしたら楽になるかな。とりあえず自分にできることを探そう。」

周りの人に全部を求めすぎるのではなく、いったん一人でも考えれること。

それでも本当にダメだったら、周りから支えてもらえばいいんです。

 

他者としてみるには?

f:id:kono_hon:20191203094903j:plain

自分だけの時間に慣れてみるのもいいかも。

「周りの人は支えてくれるけど、最終的に自分を救えるのは自分だけ」

って一度わり切ってましょう。

もしかしたら、悲しくなるかのしれない。

でも、意外とその悲しさは後を引かないはずです。

その間に一人でしたいことが見つかれば、もっと自分が楽になります。

 

一人に慣れるためにオススメのこと
  • 読書*1
  • DIY*2
  • 音楽(演奏)*3
  • 掃除*4
  • お絵かき*5
  • 映画鑑賞*6
  • 家庭菜園*7
  • カフェめぐり*8
  • 筋トレ*9
  • 裁縫*10

とかとか(数字をおすとより細かいキーワードまで飛びます。)

相性があるから、色々ためすのがベスト。

よりいいのは、やったことないことにチャレンジしてみるといいかも。

 

なにか楽しめることが見つかれば、一人の寂しさがだんだん小さくなりますよ。

そうすれば、もっと軽い足取りで友達とも仲良くできます。

 

信頼するには?

f:id:kono_hon:20191203102948j:plain

一人に慣れたら、人を信じていきましょう。

「全部は受けとめてくれないけど、この部分は私を支えてくれる。」

と思えれば大丈夫。

全ては無理でも、部分的に助けてくれるところを探す

完璧ないい人探しではなくて、一部のいいところ探しをしてみてください。

 

相手の嫌なところが見えても、他者だから自分と違って当たり前。

他者との違いを意識すれば、求めすぎてしまうことを防ぐことができます。

自分は自分で守りつつ、他者にはいいところを見て信頼していきましょう。

 

今までは、人を求めて心がギューっとちぢんでいたのでは?

そのキツさから解放されて、自然と心に余裕ができます。

 

 

気が合わないと感じたら

 

f:id:kono_hon:20191203105508j:plain

なんかしゃくに触る人っていますよね。

気が合わないと感じたら、ちょっと距離をおいてぶつからないようにしましょう。

 

親しさか敵対化の二択ではなくて、態度保留という真ん中の道をえらぶ。

無理に親しくもせず、イジメたり攻撃もせず。

自分からは近づかないで、態度は今のままにしておく。

あいさつくらいは、あってもいいかもしれないです。

 

自分を犠牲にして近づく必要もないし、敵対すれば相手からの敵視がどんどん大きくなります。

そこで戦っても、自分も相手も疲れるだけで、何も手に入りません。

 

人とうまくいく関係とは、お互いの距離感が一致している状態です。

ギクシャクするのは、距離感のズレや方向が違うときにおこります。

 

友達を作る上では、互いの距離感を意識しながら関係を作っていきましょう。

 

 

 

まとめ 

自分が苦しまない関係性を2つ取りあげました。

  • 信頼できる他者を探す
  • 気が合わないと感じたら、ちょっと距離をおく

 

今回紹介した『友だち幻想』という本には、他にもたくさんのことがのっています。

人は一人で生きれるのかどうか?

なぜ人の悪口をいうのか?

など人との関係でおきる疑問にたくさん答えてくれます。

 

友だち幻想 (ちくまプリマー新書)

友だち幻想 (ちくまプリマー新書)

 

 

 

それでは、アルネルでした。

*1:小説,自分の悩みに関した本,イラスト集,心理学,名言集,エッセイ,漫画,詩

*2:キッチン棚,収納,秘密基地,カウンターテーブル,バッグ,スマホケース,壁紙

*3:ギター,歌,カラオケ,ピアノ,アプリでの簡単作曲,歌詞作り,

*4:自室,脱ぎっぱなしの服,床に落ちてる物の整理,掃除機,クイックルワイパー

*5:風景,水彩,アクリル,鉛筆,アニメキャラ,四コマ,オリジナルキャラ,

*6:好きな映画,映画館,Netflix,TSUTAYA,GEO,

*7:たべれる野菜,観葉植物,花,サボテン,朝顔,100均の小木

*8:コーヒー,ケーキ,インテリア,内装,店員と仲良くなる,雑貨,ガレット

*9:ダイエット,ヨガ,スポーツ,ダンス,ジム,自宅,キックボクシング,スタイル

*10:ぬいぐるみ,服,バッグ,革製品,キーホルダー,人形,染物,ミサンガ,

【教育】子育てお父さんの声かけ5つ

そのとき、お父さんの方をみて、たくさん聞きにきます。「どうすればいいん?」と

 

こんな人にオススメ

  • 子どもの声かけに悩むお父さん
  • お父さんと二人で子育てしたいと悩むお母さん

 

子どもの生きる力を伸ばす「お父さん語」

 

今回はこの本から一部ご紹介します。

 

目次

 

 今回は、お父さんだからいえる、子どもを導く言葉を5つ紹介します。

子育ての視点種類は父母で違います。子育てにおいて二人の力で支え合うことができれば大きな力にもなります。

お母さんは子供の足元を見つめる「懐中電灯」、お父さんは先々の人生を見据える「レーダー」です。

 

 レーダーによって子どもの歩く道を照らしてあげましょう。

道のさきの光を見てほおが緩み、しっかりと地面を踏んで歩いていけるでしょう。

 

 

 

「〇〇ちゃん、どんな気持ちだったんだろうな?」

f:id:kono_hon:20191201092059j:plain

子どもが友だちに言いすぎてしまったとき。

最初は意地がでて、自分は悪くないと思うもの。

良い悪いはおいといて、まず一緒に友だちの気持ちを想像するよう声をかけてあげる

気持ちの種類や表現をきいていくと、子どもが言葉にだしやすくなります。

「このときの友だちの気持ちはざわざわ?それとも、ムカムカ?」

充分に気持ちのイメージができたら、起きたことをふりかえっていくとスムーズです。

 

「おまえがいいと思った方でやってみたらいいよ」

f:id:kono_hon:20191201092333j:plain

失敗してもお父さんのすがたを見て、感情をコントロールしてあげます。

失敗より改善策に目を向けさせさる言葉。

子どもなりに考えていることを、全面的に信頼していると伝えます

なによりもお父さんの信頼を伝えます。

 

「せっかく頑張ったのに、どんなところがまずかったんだろう?」

f:id:kono_hon:20191201092652j:plain

子ども自身に修正させることが大切。

できなかった結果ではなく、失敗した原因に目を向けさせましょう

失敗したときにどう考えればいいかを学んでいきます。

今までの努力を見てもらえたことに子どもはまず安堵します。

肩の緊張がほどけ、ボーとして「ふぅー」と少し長めの息を吐くかもしれません。

その時、お父さんから一緒に失敗した原因を探ろうと手を取ってくれる。

そのプロセスから、またやり直せば大丈夫と学んでいきます。

 

「こんなふうにやってごらん」

f:id:kono_hon:20191201092829j:plain

高学年になると頭だけで勉強するのが難しくなってくる。

10歳の壁といって、小学4年生を境に学習で躓くことが多くなって行きます。

そのころになると、抽象概念を取り扱っていくことが増えていくから。

「速さ」「割合」「時間」、国語では「草」や「木」といった漢字から「賞」「費」などに変化していきます。

手を動かすのがめんどくさくなって、勉強と向き合えなくなってしまう。

 

宿題中に隣に座ってみる。

わからない問題に直面したとき、投げだしてしまうことや適当に書いてしまうことが見えてくるかもしれません。

そんな時に「こんなふうにやってごらん」と見本を見せてあげる。

隣で一緒に書いてあげる。

手を動かして考える大切さをお父さんの姿から教えていく。

 

「ここにいるから、わからないことがあればいってくれ」

f:id:kono_hon:20191201093034j:plain

手助けしすぎも突き放しすぎるのもいけない。

子どもとの距離感は、目の届くところにいるが手はかけないくらいがちょうどいいです。

同じ部屋にいるだけでんも、子どもは充分意識してくれています。

いつでも聞けるから失敗できると、勇気がもてます。

わからない問題に直面した時、集中が途切れ顔を上げると、後ろから新聞をめくる音が聞こえます。

落ち着いた呼吸で見守ってくれている。

それを子どもが感じた瞬間、ドリルの解答プリントとは比べ物にならないほど大きな安心感に包まれています。

 

 

まとめ

子どもの行くさきを照らすお父さん語は他にもたくさんあります。

お父さんの言葉によって、強く先に進んでいけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【人間関係】1秒で「気がきく人」がうまくいく

少しずつ、やさしい人になるために意識すること

 

こんな人にオススメ

  • 優しくなりたい人
  • 周りから認められたい人

 

目次

 

 

 

どんな本?

気遣いの大事なポイントを教えてくれる本です。

1秒で「気がきく人」がうまくいく

 

著者の松澤萬紀さんは、ANAのCAとして12年間勤務された経歴を持ちます。

気遣いにおいて、相手が喜ぶためのプロです。

女性らしい繊細でわかりやすい文章で書かれているため、読書が苦手な方でもオススメです。

 

 

 

自分が受けた思いやりを第三者に返す

優しくされたら、その相手とは別の人に返してみましょう。

リレーのように、どんどん思いやりが広がっていきます。

そうすれば、与えた優しさがより多くの人から返ってきます。

 

声をかける習慣を持つ

「おはよう」「お疲れ様」「今日は暑いね」って一言声をかけてみる。

基本的なことでも、相手は話しやすくなります。

 

家族や友達から挨拶されると、改めて信頼を実感しますよね。

 

相手に興味を持つことを意識する

「今どんなことを思っているだろう」と考えてみましょう~。

初めは、「あの人のことに興味を持っても別に」と思うかもしれません。

しかし、とりあえず相手を見ようとしてみましょう。

 

「へぇ、あの人休みの日にDIYするんだ。」

これは、相手に興味を持ってみて実際に感じた思いでした。

興味を持ったからといっても、初めは小さい「へぇ」レベルです。

でも、意外とそこから興味が相手に向き始めたんですよ。

 

DIYって疲れてまでやるもんかな。インテリアは好きやけど。。 聞いてみよ。」

最初の興味のきっかけさえ作ってしまえば、気になってくるものです。

 

こうして、人との繋がりが広がっていきますよ。

 

苦手な人がいたら、実はコミュニケーション不足によるものかもしれない

自分から積極的に話しかけてコミュニケーションを増やしていきましょう。

そうすれば、気持ちのすれ違いが減ってくるかもしれません。

 

「もっと片付けしてくれたらいいのに..」と相手への思いを胸にしまったままではモヤモヤが残り続けます。

距離を離すのではなく、まず自分から話しかけてみる。

そうすると相手からも意外な気持ちが聞けたりしますよ。

「実は片付けない理由があってさ...聞いてくれる?...」

 

小さな約束を守ると大きな信頼につながる

小さいことをコツコツと守ることが大切です。

「こんなこと覚えてくれたんだ。」と思いすごく絆が深まりますよ。

 

約束だけではなく、相手の言ったことも覚えてあげるといいです。

「この前、膝が痛いって言ってたでしょ? だから心配してたんだ。」

 自分を気にしてくれる人がいるのは嬉しいものですよね。

 

相手が本当に嬉しいのは、過程に感謝してくれること

やってもらったことだけに感謝するだけでは少し足りません。

そこにいきつく過程に「ありがとう」を伝えましょう。

 

「初めての料理で、色々悩んだろう。失敗もしたり、焦ったりもしでしょ。 それでもご飯を作ってくれてありがとう。」

これまでの過程に感じてきた気持ちに寄り添うことは大切です。 

 

他人の行動は変えられない、変えられるのは自分の行動だけ

 「なんであの人は変わらないんだ。」と思いがちですよね。

 相手が変わればすぐ解決しそうにも感じるかもしれません。

でも、人を変えるってすごく痛みが伴うものなんです。

変えようとする側も、変えられる側も、心が辛く痛みが走ります。

それとは反対に、まずは自分から変えていくと楽になります。

「私の言い方をこう変えれば、相手も気持ちよくなるかもしれない。」

そうすれば相手が変わってくれるかもしれません。

それでも変わらないこともあります。でも自分が変われば、自分は苦しく無くなります。

 

相手に向きすぎた気持ちを自分に向けてみましょう。

今のチクチク痛い気持ちも、徐々になくなっていきます。